〜北海道ツーリング〜第2章(北海道最北端)
 平成16年9月21日(火)曇りのち晴れ

本日のコース(384km)
望来浜海水浴場キャンプ場→R231号→浜益村→留萌市→R232号→小平町→苫前町→上平牧場→
夕映温泉→道道106号→稚内→樺太→野寒布岬→R238号→宗谷岬→猿払村→クッチャロ湖畔キャンプ場

最北端目指して出発!!!
 おはようございます。北海道ツーリング3日目です。昨日はちょいと飲み過ぎたようです(酔)。朝は5時30分に起床6時には身支度完了です。にしても北海道は本当に寒い!!!特にキャンプ生活はトイレが近くなります。ではお別れの挨拶とご飯を食べに駐在所に再度訪れます。暖かくて美味し〜いご飯にありつけられるのはホントに幸せものだ♪しかもおにぎりは最高でした(3個も食べてしまった)。おにぎりってやけに暖かみを感じますよね。母の味というかなんつーかです!!!
 ご主人に話を聞くと21日から取締りが強化されるみたいなので運転には気をつけろとのこと、ナイスなアドバイス。北海道まで来てスピード違反で捕まったら旅が台無しですからね。気を付けないと…天気予報を見るとうまい具合に稚内は晴れそう。してのんびりしていると時間はいつの間にか7時を回ったのでそろそろ参りますか!!!至れり尽くせりでこの上ない感謝でした。記念にパチリ

●北海道名物?風力発電プロペラが丘一面に…


上平グリーンヒルウインドファームにて
 名残惜しいですが出発です。先ずは留萌まで目指しますか!!!その距離、な、、、なんと約96km〜98kmだったかな?よっしゃ〜一気に走ったるぜ!!!現在地は厚田村。R231号で北上しますがこれ若干近道があるんですよねぇ〜。この道を使いましょう。途中は風力発電のプロペラやこんな景色が望めます。

 海沿いを走るR231号、別名オロロンラインはとても気持ち良い。ただあま〜り天気が良くないし寒かったのが難点。でもよぉ〜く目を凝らすと自然がたくさんある道路と言えよう。浜益村増毛町(最近薄くなっているオイラはなんとも嬉しい響き)・と留萌に到着!!!出発してから1時間くらい。いやぁ〜道が空いているおかげで早かったぁ〜。休み暇もなく走行続行です。看板見ると稚内まで約170kmくらい。どっひゃ〜っですね(笑)。

 さて留萌を抜けて次は苫前町に到着。左手には海、右手には草原、、、「んっ!!!何だあれは…?」とここら一帯は風力発電のプロペラがぐるんぐるん回っています。坂を上ると上平グリーンヒルウインドファームに到着です。バイクの音が珍しかったのか、うるさかったのか(多分後者)牛達がじろっ〜と舐めるように見てました。

 牛にビビリながら辺りを見回すと一面プロペラだらけです(凄)。これだけのプロペラは初めて見ましたよ。つーか近くで見るとでかすぎて恐い。


●天塩温泉夕映にて温泉タイム!!!

 北海道名物を堪能した後は再びR232号を北上します。羽幌町遠別町と走行。ここら辺りまで来ると店が無くなってくるのがよく分かります。ここで燃料が半分くらいしかないのでガソリン補給。北海道はいつガソスタがなくなるか分からないので入れられるときにいれましょう(これ大事)。時間10時30分にて天塩町に到着。実に3時間30分くらい走ってきました。でも疲れていないんだよなぁ〜。まだまだ走れるぜい。

 ここで今日第1の温泉に浸かることに。やっぱりバイカーは体資本ですから寒いとねぇ〜などとぬかしているがただ単に入りたいだけ。ここ天塩には天塩温泉夕映に決定です。しかし11時からなのでまだ30分以上待たねば、、、でももう走るのはキツイし、、、結局待つことに。

 11時5分前に開けてくれました(感謝)。さすがに地元の人が時間内にいっぱい入ってきましたよ。オイラも負けじと速攻で女湯男湯に直行です。中に入ると誰もいない(←当たり前)。内湯と露天、サウナも完備されているのにはバイカーの人にもお勧めです。なんせヘルメットかぶりっぱなしで髪ペッタンコなんでね。おまけに顔も黒いし、、、

 気になる内湯は熱め、ぬるめ、普通が完備。熱めでもそんなには熱くないかな?ぬるめはかなりぬるめです。温度計も標示されているので便利だす。露天は天気が良ければ景色が一望出来ます。


天塩温泉夕映 露天からの風景

●待ってました!北海道的道・景色などなど


いかにも北海道って景色♪
 身体も温まり稚内へと出発です。聞くところによると稚内へは国道から行く道と海と併走する道があるとのこと。悩んだ結果、やはり今回は海の快適ルートを目指すことに。。。

 夕映を後にし走ると稚内行きの道路が二手に、、、先程言っていたのはこれだな。と右は国道、左は道道。もちろん左を選択し走行です。この道はっきり言って最高です♪もう東京では見ることの出来ない一直線道路。超快適だぁーーー。

 と走り始めて20分右手にまたしてもプロペラが。合計28本だっけ?かなりの数です。さらに走るとこれまた北緯45度通過点が。せっかくなので撮っていきましょう。(北緯45度通過点with FLSTF)・(北緯45度通過点に宇宙人降り立つ)車がまったく来ないので楽〜に写真が撮れますよ!!!

 とまぁこんなくだらないことをやったり、写真を撮りまくりだったりと意外に時間をくってしまいました(笑)。さすがに40分以上同じ景色を見ながら走行すると気持ちいーんだけど感覚が鈍くなるね、コリャ。ふと左手を見ると「ぉぉぉおおお!!!利尻島が…こんなにも近くに。」走り始めて1時間ちょいでようやく稚内到着です。稚内と言えば宗谷岬ですがここには野寒布岬(ノシャップ)もあるんですよ。まずはそちらに寄ることに。。。


●稚内市樺太で待望の生うに丼を♪

 稚内に到着して野寒布岬へと行こうとするが、、、やはり腹が減っている。そりゃーもう6時間以上何も喰ってないんだからね。野寒布岬付近にはたくさんの食堂がありますが今回はここ樺太食堂に決定!!!

 チャリダー・ライダーの人大歓迎の看板が好印象。店内入ると壁・天井にはチャリダー・ライダー達が書いていったコメントでい〜っぱいです(凄)。メニューを見るまでもなく生うに丼に決定です。ホントはうに2倍丼(うにうに丼)や二段重ねが食べたかったんだけど台風の影響で無理とのこと(残念)。主人曰く7月の半ばが一番美味い馬糞うにが食べられるそうです。

 待つこと5分。目の前には惜しみなく盛られた生うに・ホタテ・かに・いくらが食べてぇ〜と呼んでいます♪しかもご飯も大盛(無料)に出来るのが嬉しい限りです。食べると口いっぱいに広がる新鮮な海の幸って感じでしょうかねぇ〜。正直言葉にならない美味さでした。ちょっとご飯が多めでしたが腹ぺこだったオイラは楽勝!!!

 ちなみにここで食をするとシールや名刺、バンダナ等がもらます。食べた後は野寒布岬までのんびりと歩きます。歩くといっても3分で到着(笑)。可愛いイルカのお出迎え〜。心配していた天気も見事に晴れたのでこんな景色も望めます(天気に感謝)。


樺太でこれでもかってくらいの生うに丼

●日本最北端宗谷岬


日本最北端 宗谷岬
 食べるもの食べたし、見るもの見たし、次の目的地へレッツだ!ゴーーー!!!目的地はそう日本最北端の岬宗谷岬ですよ♪R238号を走って30分後宗谷岬に到着です。いやぁ〜先程の生うに丼で満腹状態、しかも快晴であったので超眠〜い状態で危なかった。

 さすがに観光地になっているだけあって、人であふれかえっていました。バイクや車も止められるスペースが十分にあるので適当に止めて見学、見学っと。とそこに見た顔があります。実は苫前町上平グリーンヒルウインドファームにて東京から来たバイカーと遭遇。途中まで一緒に走っていたんですが温泉入りたさに別行動へ。それがまたもやこんなところで会えるとは…

 と色々と話をするんですがまずは宗谷岬一帯を探索。といっても良い景色としかいいようがない(笑)。初めて来たけど来たなって感じです。横を見ると宗谷岬の歌碑があります。う〜んのどかだねぇ〜。さらに上の土産処にて日本最北端の地到達証明書なんかも手に入ります(100円)。

 しばらく東京ライダーさんと話をして一緒にキャンプをすることに決定!!!とりあえず猿払村方面へ行きましょうってことで出っ発っつうう!!!、、、その前に給油タイム。ここで給油すると最北端証明書がもえるがガソリン高かったよ112円でした(グスン)。


●すんばらしい夕焼けをありがとうクッチャロ湖

 時間は大体14時をちょうど回ったくらいか、R238号を南下していきます。走ること30分くらいして北海道的景色に遭遇(ちょいと見辛いんだけど飼い葉がロールされている。)。何か自然っていいなぁ〜と思いますよね。

 んで1時間30分後くらいに浜頓別に到着!!!浜頓別といえば…やっぱりクッチャロ湖でしょう。とバイクを右折させクッチャロ湖へと突入!!!クッチャロ湖畔には10分くらいで到着。これがクッチャロ湖?と思わせるくらいでか〜い水たまりです(笑)。しかしこの湖の奥深さはもう少し時間が経ってからです(ムフフ)。

 湖畔の側にはキャンプ場があるので本日はここに泊まることに。料金200円を払ってテント作り開始。偶然にも同じテント(笑)。やはり2人だと心に余裕が持てます。これが1人なら…考えるのはやめよう。テントも張ってバイクも止めてのんびりしてると「来た、来た、来ましたよぉ〜!夕日が。」先程まで青かった湖がいつの間にか夕日で赤〜く染まるのです。

 せっかくなんで愛車と一緒に撮ってしまいました(笑)。ただの夕日と違ってホントに静かなんですよ、ココ。人がいるのにもかかわらず静けさだけが残る感じ。しばらくの間夕日を眺めているオイラでした(←らしくない)。


クッチャロ湖の夕日withFLSTF


クッチャロ湖の夕日(撮り方悪かったんだけど空は紫に染まり夕日が落ちてもなかなか余韻が残っているんですよ。)

●北海道3日目静かな夜
 夕日を見てしばらく余韻にひたり温泉へ行くことに。キャンプ場のすぐ上にある浜頓別温泉ウィングへ。立派なホテルに完備されている温泉で、露天こそはないがクッチャロ湖を一望出来る温泉だ。浴槽、ジャグジー・ジェットバスのシンプルな造りであるが、モール温泉(美人の湯)のため肌がつるつるになります(素晴らしい)。1時間くらい暖まってから食事に行こうと夜の街へとバイクを走らせます。実はバイクの後ろに乗っけてもらったんですけど結構気持ち良いもんですね♪

 しばらく走りますが正直あま〜り店が無い。。。居酒屋でも良かったんだけど一応バイクだったしね。と一軒の食堂屋に入りらーめんを食べることに。意外に味噌らーめん美味かったです♪ここで注目はやはりテレビ。明日の天気予報を見ると、、、雨、雨、雨です。明日は網走方面を走りたかったけど夕方から雨になるみたい。なんとか昼までには切り抜けてやる。食べ終わった後はセイコーマートで軽めの食・ビールを買いキャンプ場で乾杯することに。すんごい寒かったですけど(笑)。23時頃にはお互いのテントで就寝zzzZZZ。雨降るなーーーー!!!

おこづかい帳
ガソリン×2

 3,236

温泉(夕映)

 500

昼飯(樺太食堂:生うに丼)

 3,000

最北端証明書

 100

キャンプ場(クッチャロ湖畔キャンプ場)

 200

温泉(ウィング)

 500

晩飯(味噌らーめん)

 680

夜食(ビール・おつまみ)

 279

合計

 \8,495

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